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久しぶりの歯医者さんに、行く前に

前の受診から何年も空いていても、準備はそれほど要りません。伝えることを一つ決めて、聞きたいことを短く書いておく。その二つから始められます。

いま困っていることを、一つ

最初に伝えるのは、いま気になっていることです。噛むと当たる、歯ぐきから血が出る、前に治した歯を見てほしい。そのくらいの言葉でかまいません。

どの歯かはっきりしないときは、どんな場面で気づくかをお話しください。食事のとき、歯みがきのとき、朝起きたとき。左か右か、上か下かが分かれば、それも手がかりになります。前に受けた治療の名前を、調べ直してから来る必要はありません。

ほかの歯医者さんで治療の途中という方も、そのままご相談ください。いまの治療の様子をうかがってから、どうするかを一緒に考えます。

苦手なことも、書き添えて

受付では、問診票をお渡しします。気になるところと、いつからかをご記入いただくほか、治療で苦手なことがあれば、それも書き添えてください。

音が苦手、口を長く開けているのがつらい、前の治療でこわい思いをした。お口の症状とは別のことでも、診療の進め方を考える手がかりになります。麻酔を使うときは、先にお声がけします。

聞きたいことは、短いメモに

家では覚えていたのに、診療台に座ると質問を忘れてしまう。帰り道に、あれも聞けばよかったと思い出す。そういうときのために、紙か携帯電話に、短いメモを用意しておくと便利です。

「右で噛むと当たる」「次の治療の費用」「通う回数」。文にしなくても、あとで見て思い出せる言葉なら足ります。いくつもあるときは、気になる順に並べておくと、話し始めやすくなります。

説明の中で分からない言葉が出たら、その場でお尋ねください。治療や材料の名前を、一度で覚えるのは難しいものです。

費用と回数は、先に聞く

治療の方法がいくつかあるときは、それぞれの長所と短所、回数と費用をお伝えします。保険の治療と、保険のきかない治療の両方です。費用を聞くときは、金額のほかに、その中に何が含まれるかも確かめておくと、あとで迷わずに済みます。

お会計のときには、次回の内容と、通院の回数の目安をお伝えします。通える曜日や時間に限りがある方は、そのときにお話しください。当院は土曜・日曜も、9:30–15:00に診療しています。

その場で決めずに、ご家族と相談してから決めていただいてもかまいません。